『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁の渋谷事変での行動や、活躍について解説します!蝗GUY/粟坂/脹相/真人/裏梅/偽夏油との戦いや、七海/釘崎/東堂の死亡・重症で精神崩壊寸前の虎杖…!
渋谷事変でも活躍した虎杖について、まとめました!
注意:この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
虎杖悠仁ってどんな人物?
基本情報
呪術高専東京校の1年生、素直で人懐こく、誰に対してもフレンドリーな性格。みんなから愛されて好かれるタイプですね。私服は大体パーカー。現実にいたら友達も多くて、絶対モテるタイプ。
生まれたときから両親はいないため、祖父である倭助が親の存在。祖父・倭助が亡くなる前に「オマエは強いから人を助けろ」「オマエは大勢に囲まれて死ね。俺みたいにはなるなよ」と遺言(虎杖は呪いみたいなもんと言っていました)から、人を助けると心に決めます。
宿儺の指を飲みこんだことで、宿儺は虎杖を器とし受肉しましたが、体を完全に乗っ取れていません。虎杖と交わした契約の『縛り』を除き、普段宿儺は虎杖に抑え込まれています。
プロフィール
所属 | 東京都立呪術高等専門学校一年 |
出身地 | 宮城県 |
趣味・特技 | カラオケ、テレビ鑑賞、モノマネ |
好みのタイプ | ジェニファー・ローレンス(ケツとタッパがデカい女) |
黒閃経験 | 有り(連続記録タイ) |
反転術式 | 使用可能 |
東堂に好みのタイプをきかれた際「強いていえばケツとタッパのデカい子」と回答し、夜蛾学長との問答の際にも「好みのタイプはジェニファー・ローレンス」と言っていました。
中学時代にぽっちゃりしていた同級生・小沢優子の話によると、クラスメイトの会話から「(小沢って)デブじゃん」と言った発言に対して、虎杖は「そう?」と返したり、
釘崎も驚いた現在のスリムな小沢優子をひと目見て、当たり前のように「小沢じゃん!」と見抜きました。
これは、好きになる。いい男すぎる。
渋谷事変での行動・活躍のまとめ
2018年10月31日
■19:00 東急百貨店 東急東横店を中心に半径およそ400mの”帳(とばり)”が降ろされます。
■20:39 青山霊園 冥冥班(冥冥・憂憂・虎杖)青山霊園 から 明治神宮前駅へ向かいます。
■21:22 渋谷に降ろされた帳の中へ七海班(七海・猪野・伏黒)、禪院班(直毘人・真希・釘崎)、日下部班(日下部・パンダ)とそれぞれ現着。
■20:51 東京メトロ明治神宮前駅 2番出口側 冥冥班到着。虎杖・冥冥&憂憂の2手に分かれて行動します。
虎杖 VS 蝗GUY(←バッタの呪霊)
■21:03 東京メトロ明治神宮前駅B2F 虎杖 VS 蝗GUY !
蝗GUYについて
蝗GUYは巨大なトノサマバッタの2級呪霊で、バッタの大発生に伴う災害「蝗害」への恐れから生まれた人を貪り喰う事が大好きな最悪な呪霊。
人間の言語を解し、コミュニケーションを取ることが可能。
「俺は賢い!!」と自分の賢さをアピールしてきますが、実際は全く頭の良さが感じられません。
虎杖が勝利
渋谷駅にて真人の指示で帳を守っていたところ、虎杖と遭遇し戦闘開始。
彼らは真っ向から殴り合いを始めます。
四本腕の蝗GUYと二本腕の虎杖とでは、蝗GUYが有利かと思われましたが、蝗GUYは一方的に虎杖にボコボコに殴られ続けられます。
決して弱い呪霊ではなかったのですが、蝗GUY敗北…。
2級呪霊を割とあっさり祓ったことで、成長した虎杖の強さが見られたシーンでしたね!
五条封印→七海に叫んで報告
■21:15 東京メトロ明治神宮前駅 B4F 虎杖・冥冥&憂憂が合流しますが、敵と遭遇したことにより、虎杖のみ明治神宮前駅に戻り、地上から渋谷へ向かいます。
虎杖は、獄門疆に五条が封印されたことを、渋谷の街に出て一番高い場所から叫びながらナナミンに現状報告します。
虎杖が無事に七海班と合流し、七海は伊地知のもとへ、猪野・虎杖・伏黒は帳を解くために別行動します。
粟坂 VS 虎杖&伏黒
虎杖たちが帳の主(オガミ婆たち)と交戦!粟坂 VS 虎杖&伏黒 / オガミ婆&孫 VS 猪野!
↓ 粟坂 VS 虎杖&伏黒の戦闘についてはこちらの記事で紹介しています ↓
虎杖&伏黒が粟坂に勝利
虎杖&伏黒が粟坂に勝利し、虎杖は五条のもとへ、伏黒は負傷した猪野を連れて帳の外へ別行動をします。
■22:10 東京メトロ 渋谷駅付近 虎杖が狗巻と会い、渋谷にいた人の避難を狗巻に任せて虎杖は渋谷駅校内へ急ぎます。
虎杖 VS 脹相
渋谷駅構内 虎杖が脹相と遭遇し、戦闘開始!
脹相はまず「弟たち(壊相と血塗)がどのように死んだのか」虎杖に尋ねます。
虎杖がこの質問に答えたことで「この少年は間違いなく弟たちの仇だ」と確信し、「これがお前たちのお兄ちゃんだ」と弟たちのために戦う姿勢を見せます。弟達のことをいつでも想っているいいお兄ちゃんですね。素敵。
脹相の「穿血」により、虎杖の左腕が思うように動かなくなるといった大ダメージを与えられます。
脹相の戦闘スタイルから「近づかないと勝ち目はない」と判断した虎杖は、穿血のわずかな隙をついて距離を詰め、得意の近接格闘戦に持ち込みますが、脹相の術式『赤血操術』は接近戦でも対応できてしまうため、再び距離を離されます。
虎杖が脹相との戦闘で焦る中、何者かが急に話しかけて来ました。自然呪霊たちに通じていた与幸吉(むた こうきち)が、仲間たちのために残した小型デバイスが作動!メカ丸!!!!!
メカ丸から赤血操術を攻略するためのアイデアをもらい、虎杖はトイレ内の配管を何か所も破壊し、辺りを水浸しに。再び赤血操術で攻めにくる姿勢の脹相でしたが、この状態の血は水に溶けやすいため水の中では使用不可。
虎杖は「これでようやく自分の土俵で戦える」と脹相に接近し、持ち前のパワーとフィジカルで彼を攻め立てましたが、脹相は「赤血操術による飛び道具は使えない」とだけすぐに理解して応戦。
脹相は虎杖の攻撃によってダメージを負いつつも、体内で血を凝固させて撃ち出すというハイリスクな一撃で、虎杖は肝臓を撃ち抜かれます。
虎杖は“仲間のためやられるわけにはいかない”と身を奮い立たせますが、脹相はその決死の一撃を血を固めて作った即席の鎧で防御して、カウンター攻撃を出しました。
脹相が勝利/虎杖は重症
脹相の一撃を受けて、虎杖は意識を失いその場に倒れ込みます。
弟たちの仇を討つため、とどめを刺そうと虎杖に迫りますが、そこで不意に頭の中に『存在しない記憶』が広がり、虎杖や弟たちと平和に食事を楽しむ光景が広がり脹相は混乱。
半分人間、半分呪霊である脹相には、弟たちの危機を感じ取ることができる特殊な能力があり、虎杖の危機を感じたことにより、自分と虎杖に血縁関係があると理解しました。
虎杖にトドメを刺すこともできずにその場を離れていきます。
脹相についてはこちらの記事をチェック!
ミミナナが虎杖に接触し宿儺を呼ぶ
美々子と菜々子が虎杖に接触→宿儺を呼びます。
ここからは、虎杖本人ではなく『宿儺』による行動。
虎杖が宿儺になってからの行動まとめ
- 美々子と菜々子を殺害(ミミナナ死亡)
- 漏瑚 VS 宿儺 宿儺勝利/漏瑚死亡
この戦いが激化し周囲も巻き込む(日下部・パンダ・夏油支持派の2人も巻き込まれる) - 宿儺 VS 魔虚羅 宿儺勝利/魔虚羅消滅
- 重面春太を殺害
- 渋谷駅一帯に閉じ込められていた一般人も領域展開により大量殺害
意識を取り戻した虎杖は「自分のせいだ」と絶望し嘔吐。ただこのままではいけないと思い「せめて人のために少しでも役に立ってから死のう」と再び五条救出のために動きます。
虎杖 VS 真人
真人により七海死亡/釘崎・東堂重症
■23:19 渋谷駅 道玄坂改札 虎杖 VS. 真人
ここは、本当に衝撃すぎるシーンが続きましたよね。
■七海建人
七海は陀艮との戦闘後、漏瑚に体の半分を焼かれ重傷を負いましたが、それでも渋谷駅構内の改造人間に立ち向かい続けていました。
しかし、七海の様子を見ていた真人に背後を取られ、虎杖の目の前で無為転変により上半身が弾け飛び七海死亡。
■釘崎野薔薇
釘崎は真人の分身と戦っていましたが、真人の分身は突如逃走。
虎杖は、真人本体と戦っておりこちらも同時に逃走。
真人本体の向かう先に釘崎がいることに気付き、「逃げろ!釘崎!」と叫ぶ虎杖でしたが、釘崎からは真人本体が死角となっており、真人の入れ替わりに気付いていません。
さらに釘崎は分身との戦いで、真人の掌への警戒を完全に解いてしまっていました。
その瞬間、真人の手が釘崎の顔面に触れて、無為転変をモロにくらってしまいます。現時点では、釘崎の生死は不明。
虎杖の精神は崩壊寸前…
自分では、勝てないと放心状態の虎杖相手に真人は『黒閃』を決めます。
しかし、その大ピンチの虎杖のもとに駆けつけたのは東堂でした…!最高の登場…!
■東堂葵
2人は息の合った連携で真人を追いつめますが、あと一歩のところで東堂は真人の『領域展開』からの『無為転変』を受けてしまします。
真人からの無為転変を受けてすぐ、東堂の左腕がボコボコと形を変え始めますが、瞬時に理解・判断し自ら腕を切断し命は助かりました。
しかし、「俺の不義遊戯は、もう死んでいる」と東堂が発言していることから、左手を失った瞬間から術式『不義遊戯』はもう使えなくなってしましました…。
真人は遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)へ
何度も黒閃を受けた真人は『自分の魂の本質、本当の形』を遂に掴むと、自身に無為転変をし『遍殺即霊体』という進化した姿に変貌を遂げます。
遍殺即霊体となった真人の表皮は異常なほど固く、虎杖は苦戦。
攻撃を重ねますが、ほぼ効果なし…虎杖はこれまでの戦闘でのダメージが蓄積されてもう足も腰も震えている状態。しかし、それは真人も同じく黒閃によるダメージにより遍殺即霊体の状態を持続できないのか部分的に崩壊が進行しています。
虎杖は黒閃を放ちますが真人の一部位が変化したため黒閃は失敗。しかし、その隙を突いた真人が虎杖の首をカウンターで捉えかけた瞬間に、虎杖が逕庭拳(けいていけん)を繰り出します!!!!!
※逕庭拳(けいていけん):打撃と呪力の衝撃が遅れてやってくる技。
真人が空振りしたことにより、虎杖は再び呪力をためることに成功。
さらにここで、腕を失った東堂が再び立ち上がると、真人の注意を引くように左手と失った右腕での拍手を見せつけますが、東堂の術式は腕を失った段階で死んでいたため入れ代わりは不可能。
真人は騙され混乱している間に、虎杖から渾身の一撃『黒閃』をくらい、遍殺即霊体→元の姿に戻り逃げ惑います。
この時にはもう、真人は呪力も尽き、改造人間ストックもありません。
虎杖は真人に向けて「認めるよ、真人。俺はオマエだ」と告げ、最初は真人の発言を否定したかったのですが、今はただ真人を殺したいと本心から思えると言いました。そりゃ、そうですよね。
虎杖は「ただオマエを殺す また新しい呪いとして生まれたらソイツも殺す 名前を変えても姿を変えても何度でも殺す もう意味も理由もいらない この行いに意味が生まれるのは俺が死んで何百年も経った後なのかもしれない きっと俺は大きな 何かの歯車の一つにすぎないんだと思う 錆び付くまで呪いを殺し続ける それがこの戦いの 俺の役割なんだ」
と、真人に全力の殺意を向けるのでした。
偽夏油に取り込まれ真人消滅
■23:36 渋谷警察署宇田川交番跡 虎杖が黒閃をきめて真人が逃亡
真人が逃げた先には夏油傑(羂索)が。
夏油は「助けてあげようか、真人」と救いの手を差し伸べます。
偽夏油(羂索)が虎杖との戦闘を楽しんでいると、真人は夏油(羂索)の背後から襲いかかります。
真人は夏油に無為転変をかけようとした可能性があったのですが、夏油(羂索)は簡単に回避し、そのまま真人を取り込んだことで、真人はおそらく死亡。(呪霊操術で取り込んだだけなので、死亡はしていないものの、ほぼ死亡したようなもの。)
真人は記憶を無くして、新しい呪霊として誕生するのかもしれませんね。
西宮、加茂、真依、三輪、日下部、パンダ 合流 / 脹相 登場
夏油(羂索)が現れ、上空に京都校3年の西宮桃。ほうきに付いているランタンのようなものを使って合図をおくります。
すると、京都校3年の加茂憲紀、京都校2年の禪院真依が攻撃を仕掛けますが2人の攻撃は交わされ、偽夏油の背後には刀を構えている三輪霞。
『シン・陰流 抜刀』を繰り出しますが、刀身を握られそのまま折られてしまいます。
夏油(羂索)が三輪に向けて、呪霊操術「極ノ番・うずまき」を放とうとした時、西宮桃、虎杖が救出に向かい、日下部と庵歌姫が現れて、三輪霞はギリギリ助かりました。
そこに、パンダも合流。
さらに、脹相が現れます。
脹相は、偽夏油を見つめて「あいつは…!」と何か気がついた様子で、額に縫い目のある史上最悪の呪術師・加茂憲倫の姿と重なり…。
脹相が今まで考えていた想像は確信へと変わります。
偽夏油は『加茂憲倫(かものりとし)も数ある名の一つにすぎない』と意味深なことを語りました。
偽夏油=加茂憲倫と確信をもった脹相。
※しかし、偽夏油の発言から、最悪の呪術師としてその悪名を轟かせていた加茂憲倫すらもあくまで身体を利用されてその名を悪名として広げられた哀れな犠牲者の1人に過ぎないという意味と考えられます。
VS 裏梅 / 九十九由基 参戦
渋谷事変で、虎杖との戦闘の際、存在しないはずの記憶が流れた脹相。
虎杖悠仁の「死」・すなわち血の繋がった兄弟の危機を感じ取り、弟に何らかの異変が起きた場合は感知できるといった脹相の感応能力が働いたからだと語ります。
『つまり悠仁も血の繋がった俺の弟・・!』と脹相。
お兄ちゃんとして虎杖を守る決意を固め、戦闘に加わりますがそこで登場したのが裏梅。
裏梅が『氷凝呪法(ひこりじゅほう)・霜凪(しもなぎ)』を放ちます。
すると、虎杖、パンダ、脹相、加茂憲紀、日下部たちまでも一瞬にして氷の山の中に固めてしまします。強すぎ。
体の血を操って体温を変化させることができる『赤燐躍動(せきりんやくどう)』で氷を解かそうとする脹相に追い打ちをかけようとする裏梅ですが、虎杖が飛び込み脹相の氷を蹴りで壊します。(宿儺の器である虎杖だけ、氷の効き目がやや甘かった様)
「味方でいいんだな?」と脹相に確認する虎杖ですが「俺はお兄ちゃんだ!」と、味方というよりお兄ちゃんだと言うことを押してきているように思えますが、脹相がここから味方…!強い…!最高
裏梅が『氷凝呪法(ひこりじゅほう) 直瀑(ちょくばく)』を放ち、全員が絶体絶命だと思った時…!
『久しぶりだね夏油君 あの時の答えを聞かせてもらおうか どんな女が好みだい?』と、特級呪術師・九十九由基 登場!
九十九は、ラルゥが動く時間を稼ぐために偽夏油に語りかけます。
※ラルゥ=夏油傑が率いる呪詛師集団・夏油一派の幹部の一人で、夏油自身がスカウトした人物です。ハートのニプレスを付けていて、筋肉質な上半身裸の男性。
九十九は、『覚えているかな? 世界から呪霊をなくす方法 どんな手段をとるにしろ人類を一つ上の段階へと進めることになる 人類の未来 それは 呪力からの”脱却”だよ』と語り始めます。
※省略
偽夏油は、『わかるかい?私が創るべきは私の手から離れた混沌だったんだ 既に術式の抽出を済ませてある』と語った後、手に呪力を纏わせます。
真人を取り込んだことから『無為転変』を発動。地面に発現した文様が、頭上にも浮かび上がり、天元の結界じゃないと理解した九十九。
すると夏油は、
マーキング済みの2種類の非術師に遠隔で『無為転変』を施した
=私の呪力にあてられて寝たきりになったものもいたがじきに目を覚ますだろう
=伏黒恵の姉・伏黒津美紀の病室で偽夏油が『無為転変』を出したときに浮かびあがった模様が、伏黒津美紀の額にも浮かび上がり、うっすらと目を開けていました。
…最悪の展開
すると、裏梅の氷が全て解けました。脹相の赤血操術を素手で受け止めた際に、血に含まれていた毒の効果が今来たみたいですね。反転術式で傷の再生は可能ですが、毒は分解出来ないようです。
偽夏油は語りだし、
『私が配った呪物は千年前から私がコツコツ契約した術師達のなれの果てだ だが私と契約を交わしたのは術師だけじゃない まぁそっちの契約はこの肉体を手にした時に破棄したけどね』と、意味深に語り、偽夏油が仕掛けを施していた1,000人の非呪術師に争いを起こさせるよう大量の呪霊を解き放ち、獄門疆(ごくもんきょう)をもって立ち去りました。
渋谷事変後の東京の状況について描写がありましたが、ほぼ壊滅状態。
精神的に辛い渋谷事変でした。でも、確実に強くなっている虎杖。これからも活躍が楽しみですね。
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