夏油、漏瑚、花御、陀艮らと共に行動する『真人(まひと)』の領域展開について徹底解説!
注意:この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
真人(まひと)とは?
真人は、人が人を恐れ憎む負の感情から生まれた特級呪霊。
身体は黒いローブで覆われており、皮膚が継ぎ接ぎだらけな見た目が特徴的。
人間には面上は優しく接していますが、本性はやっぱり呪霊らしく冷酷非情で基本的に人間を見下している。一方、同族である呪霊には、心から親しみを持って家族や親友の様に接しています。
ちなみに、基本的には人間を遊び道具程度ぐらいにしか思っていません。
真人は発生して間もない呪霊ゆえ無邪気で子どもっぽいところもあり非常に好奇心旺盛で、驚異的な学習・成長速度を持っていて、貪欲に知識や知恵を吸収することが可能。
渋谷事変では黒閃の習得にも至っていて、いつも戦いの中での試行錯誤を心から楽しみながら戦っています。真人はその将来性を買われ、特級呪霊たちのトップを務めています。
プロフィール
名前 | 真人(まひと) |
等級 | 特級呪霊 |
発生源 | 人 |
身長 | 推定185cm |
嗜好・興味 | 嫌がらせ、人間 |
嫌いなもの | 人間 |
CV | 島﨑信長 |
術式『無為転変(むいてんぺん)』
相手の魂に触れることで、触れた相手の魂の形状を操作し肉体を異形に変化させます。さらに肉体と質量の形状などは、真人の思うがままに変形・改造する呪術です。
発動条件は「真人の原型である人の姿の時に掌で相手に触れること」。
この術式の防御手段は、自身の魂の形を知覚した上で魂を呪力で覆うのみ。
呪術師の多くが呪力で魂を守ることに慣れておらず、どんなに強い呪詛師でも触れられたら意のままに改造・変形され、改造された者は二度と元に戻れず遅かれ早かれ死に至ります。
さらに、真人が自分自身に対してこの術式を使うとノーリスクで自身の肉体を自在に変形が加納。
ドリルや鈍器、刃物や棘といった肉体の武器化、巨大化、伸縮、増殖、液状化、身体能力の強化が簡単にできます。最終的には、分身まで可能にしています。なんでも出来る…。
領域展開『自閉円頓裹 (じへいえんどんか)』
領域内のデザインは、無数の手で埋め尽くされているのが特徴。
『自閉円頓裹』を展開すると、手で触れなければ発動しない術式『無為転変』が必中になります。
領域効果を無効化する手段・対策がなければ、領域内の人間は即死が決定します。
虎杖悠仁が領域に侵入した瞬間に、両面宿儺の魂に触れましたよね。宿儺の逆鱗に触れたことから、領域内の相手の魂には常に触れている事が分かろことから、いつでも魂の形状を操作できる状態にあると言えますね。
派生技
■改造人間
先ほど紹介した『無為転変』で魂を作り変えられ怪物化・奇形化させられた上で真人に操られる人間のことで、無理矢理自身の形を変えられてしまうため、闘うと基本的に短時間でショック死する。等級は3~2級弱と認識されている。
これは、呪霊ではなく「改造された人間」なので、呪霊が見えない一般人にも見えます。
サイズは手のひらサイズの小さいものから、10メートルを超えるものまで造ることが可能。
手のひらサイズの改造人間はいつでも取り出せるように真人の体内でストックされていて、使用時は真人が吐き出すことで取り出せます。
原作でも「助けて…」「遊ぼ…」などと喋っていますよね、改造後も僅かばかり人間の頃の自我は残っています。辛すぎ…
■多重魂 (たじゅうこん)
二つ以上の魂を融合させる技。
■撥体 (ばったい)
『多重魂』によって発生した拒絶反応を利用し魂の質量を爆発的に高め、相手に向け解き放つ技。
■幾魂異性体 (きこんいせいたい)
拒絶反応の微弱な魂同士を合成した改造人間。
持続時間は極端に短いが、その魂を燃料に一瞬だけ爆発的な攻撃力を実現する。
■遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)
真人が黒閃を経て自らの「魂の本質」を理解し、呪霊として別次元の存在と成り得たその剥き出しの姿。比較的人間に近い姿をしていた今までの姿から一変し、怪人のような姿となっている。
原型の姿よりも200%もの強度を持ち、「両肘のブレード以外は変型しない」という『縛り』で更に強度を底上げしている。
その両肘の鋭いブレードは「変型時間を短くする」という縛りで強度をほぼ落とさずに中距離の相手を捉える事が可能。
手首から先は原型の両手のままなので、遍殺即霊体の状態でも無為転変は使用できる。
遍殺即霊体になった真人を倒すには、最大出力の呪力で黒閃をぶつけるのみ。
次から次へと強力な術を出してくる真人。今後、アニメでの戦闘シーンでは、真人の体がどのように変形して、どんな闘い方をしていくのかが楽しみですね。
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