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『呪胎九相図』とは?これまでに登場した兄弟『脹相・壊相・血塗』についても紹介!

呪胎九相図 兄弟 脹相 壊相 血塗 呪術廻戦

『呪術廻戦』に登場している呪物・またそれを元に受肉した登場人物達の総称である『呪胎九相図』について見ていきましょう!

注意:この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。

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呪胎九相図(じゅたいくそうず)について

呪胎九相図 じゅたいくそうず 呪術廻戦

基本情報:呪胎九相図

史上最悪の呪術師・加茂憲倫によって生み出され呪物の一つで、9体の呪物の総称とされているのが『呪胎九相図』です。呪胎九相図の正体は、呪霊と人間の混血児(半人半霊)のこと。

明治時代初め頃。加茂憲倫の寺に、呪霊との子どもを孕むことができた特異体質の娘が、身に覚えのない懐妊と異形の赤ん坊を出産したことから、助けを求め憲倫の元を訪れました。

憲倫は彼女の特異体質に非常に興味を持ち実験材料として利用して、彼女と自身が用意した呪霊との間に子どもを9度妊娠・堕胎させました。(その具体的な手段は不明。)憲倫、シンプルに最低。

9体は、それぞれ血が繋がっている実の兄弟ということになり、試験管に入れられて標本のように百五十年もの間保存・封印されていました。

この封印されているときから、自我や意思は存在していた様です。生まれた順番に番号を割り振られていて、兄弟達の存在のみを拠り所として生き続けてきました。

呪胎九相図は、特級レベルという危険度から長い間呪術高専で保管されていましたが、交流会時に呪霊グループが強奪。

①〜③番は真人・偽夏油により受肉

真人 まひと 呪術廻戦
真人についての記事はこちらhttps://yuruyurumedia.com/j-kaisen/maniac1005-2/

10月31日の渋谷事変のため、京都姉妹交流会時に真人と偽夏油は一番〜三番を高専から盗み、受肉させます。受肉を果たしてからは、九相図を元とした名前を名乗っています。

その3人が ①脹相 ②壊相 ③血塗 の誕生となります。

受肉した脹相たち三人の願いは、ただただ「兄弟と穏やかに暮らしたい」と人間的な動機だけで動いていました。

なぜ呪霊側についたのかというと、決して人間に対する敵対心からではありません。

壊相と血塗が異形なことから人間に受け入れられることはないのではと判断し、人として生きる道を選んだ時に、苦しむ弟達を見たくなかったからなんです。考え方が優しい。素敵な兄弟愛…。

結果、呪霊側につく方が自分たちが今後生きやすいと考えたため、真人たち呪霊に協力することになりました。

\ 夏油傑・羂索の基本情報まとめ記事はこちら→クリック /

呪胎九相図 兄弟①〜⑨番

生き残り

①脹相(ちょうそう)

死亡

■八十八橋で死亡:虎杖と釘崎にて祓われる

②壊相(えそう)

③血塗(けちず)

■百五十年に渡る封印に耐えられず死亡の可能性・高専に保管されたまま

④膿爛相(のうらんそう)

⑤青瘀相(しょうおそう)

⑥噉相(たんそう)

⑦散相(さんそう)

⑧骨相(こつそう)

⑨焼相(しょうそう)

最終的に生き残っているのは、長男・脹相のみです。脹相は高専にまだ保管されたままの4番以降の弟達の亡骸の回収も考えています。いいお兄ちゃんですね。

血縁者について

呪胎九相図1人目の両親は「産みの母」と「父は呪霊」となりますが、脹相ら9兄弟は母と父にあたる呪霊の間に、さらに加茂憲倫の血を混ぜて生まれています。

※ここでの呪胎九相図1人目は、特異体質の娘が加茂憲倫の寺に駆け込むきっかけとなった子ども。既に死亡しているので、脹相は2人目カウントになります。

加茂家相伝の赤血操術を使えることと、脹相が「俺には三人の親がいる」との発言から、3人目の親は憲倫ということになりますね。

虎杖香織 虎杖母 

また、渋谷事変では虎杖悠仁が憲倫の血縁関係にあたるということが、脹相が虎杖の死を感知した(脹相の感応能力)時に存在しない記憶から、明らかとなりました。

虎杖悠仁の母・香織は死亡したはずでしたが、額の縫い目がある姿で生き返ったことや、会話、発言から考えると羂索が乗っ取っていた可能性が高いとされています。

まとめると

  1. 第一子・・・「母:特異体質の人間」 + 「父:呪霊」
  2. ①脹相~⑨焼相・・・「母:特異体質の人間」 + 「父:呪霊」 + 「父:加茂憲倫」
  3. 虎杖悠仁・・・「母:憲倫が乗っ取った?虎杖香織」 + 「父:虎杖仁」
存在しない記憶 脹相 虎杖 兄弟
血は呪いよりも濃い

ここから脹相は虎杖にも血縁関係があると判明し、虎杖を含めた10人のお兄ちゃんに。

脹相の素敵な兄弟愛が実現できる、この夢の通りになる未来も見たかったですね…。

生得術式:血を操る術式

呪胎九相図 ちょうそう 脹相 赤血操術
  • 脹相 → 『赤血操術(せっけつそうじゅつ)』(加茂家相伝の術式)
  • 壊相・血塗 → 『蝕爛腐術(しょくらんふじゅつ)』(加茂家相伝か、その発展した術式の可能性あり)

いずれの術式も血液を操る術式です。

また、呪霊と人間の混血である三兄弟は、呪力を血液に変換することができる特異体質のため、呪力が亡くならない限り失血死をしません。失血のリスクを完全に克服しているんですね。

また、術式の効果とは一切関係なく、生物の体内に侵入した場合は猛毒となります。

三兄弟紹介

①脹相(ちょうそう)

脹相 ちょうそう 呪術廻戦
等級   受肉体(特級呪霊相当)      
生得術式赤血操術
嗜好・興味       弟たち
特異体質呪力を血液に変換することが可能      

呪霊と人間の混血児で、呪力を血液に変換できる特殊体質の持ち主。憲倫の血が与えられているため2/3が人間。兄弟愛が非常に強く、弟達に対しては基本的にかなり甘い生粋のブラコン。

「壊相は血塗の為に、血塗は俺の為に、俺は壊相の為に生きる。」「俺達は三人で一つだ。」とそれぞれが兄弟同士で支えあっているいい関係の兄弟です。

脹相のみ過去の記憶があり、「母を弄んだ憎むべき存在」として加茂憲倫だけは嫌悪と憎悪を向けています。

加茂家相伝の術式・『赤血操術』の使い手で、術者の血液を自由に操ることが可能。雨のような水がある環境では能力のほとんどが使用不可になるという弱点があります。

技紹介

■百斂(びゃくれん)
赤血操術の基本の技。両手を合わせた掌の中で血液を加圧して限界まで圧縮する。

■穿血(せんけつ)
赤血操術の中でも最大火力の技。百斂で限界まで圧縮した血液を一点から解放。直線上の相手を打ち抜きます。

超新星(ちょうしんせい)
脹相オリジナルの拡張術式で、百斂で限界まで圧縮された血液を全方位に解放。そして、全範囲に散弾のように撃ち出す高威力の技です。この血液の弾丸が一つでも体に当たれば、そこから毒が侵食してきます。

■苅祓(かりばらい)
血液を圧縮して輪郭を定めて投げつける技で、一気に数十人の人間を纏めて倒せる威力を持ちます。

■血刃(けつじん)
ナイフ状に輪郭を定めた血液で攻撃する技のこと。

血星磊(けっせいせき)
拳の中で血液を限界まで凝固させ作った弾丸を撃ち出す技で、片手だけでも発射可能。

赤鱗躍動(せきりんやくどう)
体外で血液操作ができない状況でも有効に使えるのが最大の強みで、体内の血中成分を操作する事により身体能力を大幅に増幅させることができる。

■赫鱗躍動・載(せきりんやくどう・さい)
赤鱗躍動の出力を最大限まで極めた技のこと。

■翅王(しおう)
血液で象った翅を背中に複数構築して、追尾することが出来る血液を撃ち出します。元は、壊相の術式の「極ノ番・翅王」を模倣した技です。

■血の鎧(仮称)
血液を硬質化させ鎧を作り出します。この鎧により、攻撃力・防御力を一気に高めることができます。

■血の矢(仮称)
先端を矢の形状に、輪郭を定めた血液を複数撃ち出す技です。

■肉体分離(仮称)
傷ついた腕の一部を無理矢理切り離して、遠隔で自由自在に動かす事ができる技です。

■感応能力(仮称)
赤血操術派生の効果で、血の繋がった兄弟の危機・異変を感じ取ることが出来る。

②壊相(えそう)

壊相 えそう 呪術廻戦
等級   受肉体(特級呪霊相当)      
生得術式蝕爛腐術
嗜好・興味       兄弟
嫌いなこと背中を見られる事・加茂憲倫       

呪胎九相図の2番が受肉して生まれた九相図の次男で呪霊と人間の混血児、呪力を血液に変換できる特殊体質の持ち主。

受肉後は真人らに依頼された宿儺の指の回収の為、血塗と八十八橋へと出向き虎杖・釘崎と戦闘した末に祓われる(※死亡)。

自分自身の血液に呪力を込め相手を攻撃し、自分の血を取り込ませた相手を血を媒介とする事でその肉体の分解し、肉体を腐らせて生きたまま相手を溶解する術式である『蝕爛腐術』を使用。

壊相 えそう 背中

ちなみに、壊相が背中は常に膿んだ状態のため、変な臭いがするみたいですよ。

技紹介

■極ノ番・翅王(しおう)
蝕爛腐術の極ノ番。血液で象った翅を背中に複数構築して、その血液をレーザーや矢のように形作り追尾することが出来る血液を撃ち出す広範囲攻撃です。

■朽(きゅう)
壊相または血塗どちらかの血を相手の傷口などに取り込ませ、どちらかがこの技を発動すると、相手の肉体へ毒と激痛を伴いながら分解して腐蝕。この術の発動中は、身体の分解箇所に薔薇の花ような形の紋様が浮き出るのが特徴。

意外とおしゃれな感じで可愛いですね。

\ 釘崎野薔薇の渋谷での記事はこちら→クリック /

③血塗(けちず)

血塗 けちず 呪術廻戦
等級   受肉体(特級呪霊相当)      
生得術式蝕爛腐術
嗜好・興味       兄弟
嫌いなこと加茂憲倫       

呪胎九相図の3番が受肉して生まれた九相図の三男で呪霊と人間の混血児、呪力を血液に変換できる特殊体質の持ち主。見た目は、兄2人とは違い殆ど呪霊。兄2人には劣りますが、戦闘力は高い。

受肉後は真人らに依頼された宿儺の指の回収の為、壊相と八十八橋へと出向き虎杖・釘崎と戦闘した末に祓われる(※死亡)。

自分自身の血液に呪力を込め相手を攻撃し、自分の血を取り込ませた相手を血を媒介とする事でその肉体の分解し、肉体を腐らせて生きたまま相手を溶解する術式である『蝕爛腐術』を使用。

技紹介

■朽(きゅう)
壊相または血塗どちらかの血を相手の傷口などに取り込ませ、どちらかがこの技を発動すると、相手の肉体へ毒と激痛を伴いながら分解して腐蝕。この術の発動中は、身体の分解箇所に薔薇の花ような形の紋様が浮き出るのが特徴。

知れば知るほど、素敵な兄弟愛で溢れている三兄弟でした。筆者的には、脹相が幸せになれる未来を期待したいです…!

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