呪術高専東京校の2年生で、日本に4人しかいない特級呪術師の一人である『乙骨憂太』をご紹介!
筆者の推しである乙骨憂太の【仙台結界】死滅回游での行動や活躍について解説いたします。
注意:この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
乙骨憂太の基本情報
プロフィール
名前 | 乙骨憂太(おっこつゆうた) |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校二年 |
等級 | 特級呪術師(特級被呪者)→四級呪術師→特級呪術師 |
出身地 | 宮城県仙台市 |
領域展開 | 真贋相愛(しんがんそうあい) |
術式 | ①リカ ②術式の模倣(コピー) |
反転術式 | 使用可能(自身・他者共に可能) |
乙骨憂太の基本情報について、詳しくはこちらの記事をチェック!
友人(狗巻棘やパンダ、禪院真希ら同級生)を傷つける者には容赦がありません。
術式
①リカ
乙骨と『リカ』の接続持続可能時間は5分間のみ。
リカの体内には多数の呪具を格納されており、顕現時は戦闘面で乙骨の支援を行います。
交通事故が起こり死亡した里香が憂太に対する想いから呪いになったと思われていましたが、実際は乙骨があの交通事故が起きた時に「死んじゃダメだ 死んじゃダメだ」と里香の死を拒んだことで、乙骨自身が里香にかけた呪いでした。
0巻ラストにて五条悟により「呪いをかけた側が主従制約を破棄したんだ かけられた側が罰を望んでいないのであれば 解呪は完了だ」と話されています。
現在は、『里香』が解呪・成仏したことにより、「外付けの術式」として乙骨に膨大な呪力を託し、それが特級過呪怨霊「リカ」となって顕現しています。
↑『リカ』についても詳しくは、こちらの記事をチェック↑
②術式の模倣(コピー)
乙骨の本来の術式で、リカと接続している5分間に限り、他者の術式をコピーして使用可能。
0巻の夏油との戦いでは、狗巻家相伝の高等術式である『呪言』を再現しましたよね。この、術式コピーはなんと無条件で可能(術式は本来1つしか使えないため、もはやチート)。
現在使用可能な模倣/6種類紹介
①呪言:狗巻棘
②式神術:ドルゥヴ・ラクダワラ
③空を操る術式:烏鷺亨子
④G戦杖:シャルル・ベルナール
⑤「捌」:両面宿儺
⑥邪去侮の梯子:来栖華
“ 最 新 ”
⑦無量空処:五条悟
→詳細については、【こちらの記事】で解説しています!!!
反転術式
乙骨憂太は反転術式の使用が可能です。0巻では、夏油との戦いで重傷を負った禪院真希・狗巻棘に反転術式で怪我を治す場面も印象的でしたね。
扱うのは非常に難しい能力『反転術式』ですが、乙骨の持って生まれた才能も相まって可能にした、とても貴重な能力です。
乙骨は自身の回復はもちろん、扱える物が極めて少ない他者へのアウトプットもできるんだ!
乙骨憂太:領域展開 『真贋相愛(しんがんそうあい)』
呪術廻戦178話「仙台結界」にて、乙骨の領域は初披露されましたが、黒沐死の乱入により領域が解除されていて詳細は不明のままでした(この時分かっていたのは、発動時の掌印のみ)。
249話「人外魔境新宿決戦21」・両面宿儺との戦闘時において、二度目となる領域展開を披露し、『真贋相愛』であることが分かりました。
真贋相愛:領域の効果
乙骨の生得術式である『模倣』。ストックしてある任意の『模倣』の一つを領域展開の必中必殺に付与するというものです。
領域内に刺さっている無数の刀に乙骨のコピーした術式が内包されていて、どの刀にどの術式が入っているかはランダムとなっています。刀を持った瞬間、乙骨自身はどの術式が内包されているかを知ることが出来ます。
ちなみに、使用できるのは「一刀につき一度きり」ですが、「一刀につき“使用が”一度きりなだけ」。どの術式を拾えるかは刀を持つまで分かりませんが、何度でも使うことは可能となります。
領域内でもリカを使用できるのと、非常にレベルの高い結界の運用「必中術式の対象者の任意選択」も使いこなしていることが判明しました。
ショート動画でカンタン解説!
【仙台結界】死滅回游で乙骨が戦った相手を紹介!
ドルゥヴ・ラクダワラ
自立型の二種の式神を生成し、その軌跡を自らの領域とするもの。ドルゥヴの式神は2体以上存在している。式神含めて実力は殆ど不明。
【分かっていること】
・特級呪霊の黒沐死が相性が悪いとして休眠していた
・特級呪術師の乙骨憂太から「とても強い術師」と評されている
・自らの領域を式神により拡張できる
黒沐死(くろうるし)
無数のゴキブリを操る術式。しかも、呪力で強化された本物のゴキブリを操る術式です。
それぞれ単体では大したことないですが、圧倒的な数の群れを使役できる為厄介。人間一人程度なら一瞬で食い尽くし、骨だけにしてしまう威力。
①土虫蠕定 ( どちゅうせんじょう )
掌印とともに「瞎(くらい),瞎(くらい),瞎(くらい)」と唱えることで式神が召喚されます。
©芥見下々/集英社
②爛生刀(らんしょうとう)
刃に無数のゴキブリの卵が付けられており、刀を相手の体に撃ち込んだ瞬間に孵化したゴキブリが体内へ入り込み、食い破ります。
©芥見下々/集英社
烏鷺亨子(うろたかこ)
『空』を操る術式。空間を写真状の面として認識するので、シーツのように掴んだり引っ張ったりできます。その面を自在に操作可能。
飛行・攻防・カウンター・回避・透過(透明)による隠密まで幅広い応用ができます。
①宇守羅彈(うすらび)
空間の『面』を捉えた相手ごと割り砕きます。
食らうとダメージがかなり大きい。
◎領域展開
領域展開使用可能ですが、名称、効果などは不明。
両腕を交差させ、印を結ぶことで発動されるようです。
石流龍(いしごおりりゅう)
死滅回游全泳者中、最強の呪力出力を誇るため『大砲』と評されている石流龍。
呪力の放出(呪力操作)。実は、術式としては無いも同然で、ある程度の呪力と出力が扱うことが出来れば誰でもできます。
ただの呪力操作を考えると、領域展開後に術式が焼き切れた状態でも普段と同じパフォーマンスができるということ。
①グラニテブラスト
ポンパドールの先端から呪力の砲撃を放ち、攻撃範囲・威力共にレベルが高い。
頭を固定砲台として使用、砲撃は追尾可能な誘導弾、複数発射なども可能。接近されても格闘戦が可能。
◎領域展開
領域展開は習得しているようですが名称、効果などは不明。
印相は孔雀明王印のようです。
【仙台結界】死滅回游での活躍・行動まとめ
■宮城県仙台市 11月12日 11:28
仙台結界の展開は早く、東京結界のそれを遥かに凌駕し苛烈を極めます。
① 乙骨 VS ドルゥヴ・ラクダワラ(所持得点:91点)
死滅回游の泳者・2度目の受肉を果たした過去の術師の一人。自立型の二種の式神その式神の軌跡を自らの領域とします。
苛烈を極めた仙台結界において四つ巴の一角でしたが・・・
乙骨により瞬殺され、終了。
※ちなみにこの時は、まだ得点譲渡のルールはないよ!
② 乙骨 VS 黒沐死(所持得点:54点)
乙骨が『ドルゥヴ・ラクダワラ』を瞬殺した後、休息を取ろうとしますが大量のゴキブリが発生。
「リカ」に高架下トンネルを潰させ、なんとかゴキブリの群れを一掃。
苦手な方も多いのではないでしょうか…ゴキブリの特級呪霊・黒沐死(くろうるし)。
羂索の呪霊操術で支配されている呪霊でしたが、死滅海游の泳者として解放され仙台結界に投入されました。
黒沐死はドルゥヴと相性が悪いため、ドルゥヴの生存中は自ら休眠状態に入っていましたが、ドルゥヴが死亡したことで休眠を解き乙骨の前に現れます。
そして、無限の食欲を持ち食べたいだけ単為生殖を行う黒沐死、まさに休眠を解いた今は飢餓状態。休眠していた飢えを癒すための食事を邪魔した乙骨を「本能のまま貪り食う」ことを決めます。
黒沐死は『爛生刀』を振り攻撃を仕掛けますが、爛生刀を持つ右腕ごと乙骨に斬り飛ばされます。
乙骨は切り落とした黒沐死の右腕を刀で地面に縫い付け、黒沐死自身を吹き飛ばし攻撃を続けます。もう、ボッコボコです。
乙骨が畳み掛けて刀を振り下ろしますが、黒沐死が生み出した大量のゴキブリに防がれてしまいます。
乙骨は得点の高い他2人のプレイヤーに見られていることに気付いていたので、反転術式を使えることを知られたくありません。
反転術式、リカを使わずに黒沐死を祓いたいと乙骨は考えます。
ちなみにリカが登場しないのは、スタジアムで一般人を守っているからだよ!
黒沐死は、右腕を復活させて再度『爛生刀』を手にし、『土中蠕定』を発動。これにより、生み出された虫が迫ったため刀で斬り払うと、放たれた液体で視界を潰されてしまいます…
黒沐死からの攻撃により左肩に傷を負い、その傷から奇声を上げながら虫のようなものが出現。
重傷を負った乙骨ですが、まさかの黒沐死の頭部を両手で掴み、口元を噛み付くと黒沐死の体が吹き飛びます。
乙骨は、この時口から反転術式を打ち込むことで黒沐死は祓われました。
③ 乙骨 VS 烏鷺亨子(所持得点:70点)
乙骨が黒沐死を倒した直後、烏鷺亨子に襲撃されます。
烏鷺亨子が指先で空間をひねったことにより、空間が歪みます。さらに、乙骨の腕も空間ごとグネグネに変形しますが、蹴られた後にはすでに腕はもとに戻っており、異常なく痛みもないことに混乱します。
乙骨はそこで烏鷺亨子の術式について勘付き、烏鷺亨子は自身の術式を開示します。
ここからは、乙骨の最高の煽りが始まるよ♪
戦いが始まり、乙骨は改めて烏鷺亨子に「積極的に戦う理由」を問います。
乙骨「なんで自分なんかのために必死になるんですか?」
烏鷺の脳裏で、乙骨と藤原家の後ろ姿の面影が重なり「オマエらのような血族に何が分かる!!」と激怒。
ここで、「グラニテ ブラスト」と、石流龍が乱入!
④ 乙骨 VS 烏鷺亨子 VS 石流龍 (所持得点:77点)
石流が遠方から術式を使用し、乙骨と烏鷺のいた場所ごとを吹き飛ばします。乙骨は、一般市民への被害を考えた結果、まずは石流を狩ることを決意し最速で移動。
ここから、2人の肉弾戦が開始!
(1)乙骨 VS 石流
乙骨は「もっとコンパクトに戦ってください」と言うと、石流は「それで腹一杯になんのか?乙骨」。石流の一度目の人生は「腹八分目」だったようで、「俺の人生にはデザートがなかった」そうです。
戦いは互角!石流は乙骨を殴り飛ばし、グラニテブラストで追撃しますが、乙骨は素手でブラストを受け止め、反撃。
石流「オマエが俺のデザートか!?乙骨!!」と興奮気味。
ここで、烏鷺亨子参戦!
乙骨は、「みんなのいるスタジアムからもう少し距離を散りたかったけど仕方ない おいで リカ 全部だ」と、ここでついにリカを完全顕現。
(2)乙骨 & リカ VS 烏鷺 VS 石流
リカは、祈本里香の成仏後乙骨に残された”外付け”の術式と呪力の備蓄だよ。
リカとの接続可能時間は5分間だよ!乙骨頑張って!!
リカは烏鷺に襲いかかり、烏鷺は防御態勢に入りますが、リカの背後で乙骨が狗巻家の呪言を発動。両耳を咄嗟に塞いでしまった烏鷺は、リカと乙骨から打撃を喰らいます。
石流は、乙骨とリカに向けて「グラニテブラスト」を放ちますが、リカに簡単に跳ね返され、そのままリカと石流は激しい殴り合いに。
乙骨が烏鷺の体に斬撃を繰り出します。この攻撃は、ドゥルヴの術式でした。
烏鷺は、乙骨の術式は模倣だとここで気付きます。
そして、勝負をつけようと3人が領域展開の準備…!
この直前、石流に殴られ20m強飛ばされたリカは領域展開・結界の構築に間に合いませんが、リカに残された里香の遺志がそれを許さず激怒。リカの出力がさらに一段階上がります。
リカ「憂太を返せ!」と乙骨の元へ急ごうとした時…
しかし、その時死亡したはずの黒漆死が「私ハ!!鉄ノ味ガ好キダ!!」と叫びながら乱入。
ちなみに正確に言うと、黒沐死が単為生殖で増やした子どもが次の黒沐死になったんだって!プレイヤーとしては死亡したけど、呪霊としては存在してるってことになるね!
しつこいね・・・ちゃんとゴキブリだよね・・・僕、苦手・・・
(3)黒沐死の乱入→烏鷺戦闘不能/乙骨 VS 石流 一騎打ち
黒沐死が『爛生刀』で烏鷺の左腕を食い破りったことで、左腕が切断。さらに、リカがその切断された左腕を噛み砕いたため、烏鷺は反転術式を使用不可。
領域展開直後で術式の使えない烏鷺は、絶体絶命の状態。
そんなもうボロボロの烏鷺へ石流のグラニテブラストが直撃。烏鷺は吹き飛ばされ、戦闘不能。
乙骨は、復活した黒沐死を片手で再び祓います。ここで、黒沐死死亡。
乙骨の術式はまだ回復していませんが、乙骨&リカ、石流は最後の攻撃体勢に入ります。
呪力がぶつかり合う中、乙骨は石流に向いますが、リカのまだ低い呪力放出を石流は簡単に受け流して、乙骨へ『グラビテブラスト』を放ちます。
しかし、乙骨は復活した術式で『模倣』→烏鷺の術式『宇守羅彈』を発動します。グラニテブラストは流れ、石流に乙骨の強烈な一撃が入ります!
ここで、リカとの接続時間である“5分”が経過したため、リカと乙骨の接続が切れます。乙骨と石流、2人も呪力のそこが尽きてしまったため、殴り合いの肉弾戦へ。
呪力を使い果たし、自身の全てを出し切ったにも関わらずまだ続く戦いに石流は「これがデザート!!!」と大歓喜。
石流は再びグラニテブラストで決着をつけようとしますが、乙骨が石流を掴み「ここまでです」とその場へ留めます。
乙骨が烏鷺の術式を使用して弾き飛ばしたグラニテブラストにより、上空から呪力の光が石流に降り注ぎます。
乙骨勝利!石流敗北!!
石流は乙骨に敗北しましたが「……ありがとう 満腹だ!!!」と人生初ぼ満足感を得たのでした。
乙骨の大活躍!乙骨の一人勝ちで終わったんだ!かっこいいね!!
乙骨の勝利/その後
全ての戦いが終わり、2人で話す乙骨と石流。ちなみに、烏鷺は死亡しておらず乙骨に生かされていました。
烏鷺は、「(戦った相手を殺さずに生かす甘さのせいで)限界が来るのはオマエの方だ」と語り、石流も同じように乙骨に“甘すぎだ”と説教。
乙骨は、烏鷺にも同じことを言われたが、「僕からあの人に言えることは何もないですよ、何を言っても暴力になります」と石流に返し「僕は恵まれているから」「僕の仲間に感謝してください」と語ります。
仙台コロニーの戦闘が終了した時、日車によって追加された死滅回游の<総則10>「泳者(プレイヤー)は他泳者に任意の得点を譲渡することができる」が既に適用されていたため、
乙骨は烏鷺・石流からポイントの譲渡を受け、さらにドゥルブ・黒沐死撃破により+20点。
乙骨の所持得点が190点に到達!(※本誌では200点となっていましたが、修正されて190点)
ここで死滅回游・仙台結界編が終了!乙骨の活躍・戦闘シーンがカッコ良すぎましたね・・・!ここからの活躍にも期待です。
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