『釘崎野薔薇(くぎさきのばら)』は『呪術廻戦』の登場人物で、主人公『虎杖悠仁』の東京都立呪術高等専門学校におけるクラスメイト。釘崎は、三級呪術師である。
勝気な性格でサバサバした少女、釘崎野薔薇についてご紹介!渋谷事変では、どんな活躍をしていたのでしょうか?行動と活躍について徹底解説します!
注意:この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
釘崎野薔薇ってどんな人物?
感情が表情に出やすいタイプで、男勝りでかなりサバサバした勝気な性格の少女。怒りに駆られると不良のようなガラの悪い言葉遣いになることも。筆者は好きです、こうゆう女の子。
一方で、東京名所観光にテンションを上げたり、京都に行けると思った際は大荷物で張り切るなど地方民らしい一面があり、同じく東北出身である虎杖とよく意気投合しています。
盛岡から4時間もかかる田舎から、金銭的余裕を気にする必要がない呪術高専に転入しました。理由は、「田舎が嫌で東京に住みたかったから」。釘崎らしい理由ですね。
プロフィール
名前 | 釘崎野薔薇(くぎさきのばら) |
誕生日 | 8月7日 |
身長 | 測定不能(150cm~159cm) |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校一年 |
等級 | 三級呪術師 |
趣味 | 暇ができたらとりあえず買い物 |
生得術式 | 芻霊呪法 |
好きな食べもの | 流行りもの・スイカ |
嫌いな食べもの | 浅漬け |
CV | 瀬戸麻沙美 |
術式『芻霊呪法(すうれいじゅほう)』
釘崎野薔薇の術式は、五寸釘・金槌・藁人形を用いた『芻霊呪法(すうれいじゅほう)』。
呪力を流し込んだ釘を打ち込むことで、呪霊にダメージを与えます。
条件さえ整っていれば、遠距離の相手にも効果が発動します。
共鳴り(ともなり)
対象から欠損した一部に釘を打ち込むことで対象本体にダメージを与える技。
媒体は髪の毛や血液などでも術式を発動可能。媒体が臓器や手足など稀少な部位だと威力が増加します。敵と自身の体がリンクしている特殊な状況下では、自分の体に釘を打ち込んで敵にダメージを与えるといったことも可能。
簪(かんざし)
簪(かんざし)とは、藁人形を使わずに、呪力攻撃ができる技。
呪力を付与した釘を対象に直接打ち込む事で、呪力を流し込み、その釘を敵に発射して攻撃する術式。一度に複数個の釘を飛ばすことができ、釘が刺さってから呪力が流れ込むまでの時間は術者が自在に調整可能。敵によっては致命傷になり得る一撃である。
黒閃
虎杖とコンビを組んで戦った壊相・血塗戦で、血塗相手に黒閃をキメています。
アニメ第一期のラスト、最大の見せ場で強烈なインパクトを残したシーンでしたね!ここは本当に大興奮でした。
この経験を活かして、渋谷事変後の対真人戦でもこの黒閃の経験が大いに活きていたので注目です。
渋谷事変での行動・活躍
2018年10月31日19:00 東急百貨店 東急東横店を中心に半径およそ400mの”帳(とばり)”が降ろされます。渋谷マークシティレストランアベニュー入口(帳の外)には、禪院班(直毘人・真希・釘崎)。
あちこちで戦いが繰り広げられる中、新田と通話中であった伊地知が襲われます。補助監督である伊地知がいないと話にならないと、真希の指示で禪院班のうち釘崎・新田明が伊地知のもとへ急ぎます。
ちなみに、伊地知は襲われた際、重面春太に刺されていました。
釘崎野薔薇 vs 重面春太
連絡が途絶えた補助監督・伊地知の安否を確認するために、同じく補助監督の新田明と共に伊地知の元に向かっている途中で重面に遭遇。
「うれしいなあ 男ばっかで飽き飽きしてたの」と重面春太。
釘崎と重面が戦闘を繰り広げる中、隠れていたはずの新田を発見し、新田に向かう重面。
重面にやられ、怪我を負った新田を釘崎は助けようと急ぎます。
しかし、顎に強烈な一撃を喰らったせいで平衡感覚を失い立っていられなくなり、絶体絶命…。
重面に新田共々殺されそうになったその時…!七海建人登場…!カッコ良すぎい…。
七海建人が重面をボッコボコにし、助けられます。
※ 七海建人 vs 重面春田 についてはこちらの記事をチェック!! ※
ナナミンの強さに「レベルが違う…これが一級術師…」と感心する釘崎。
そこから、釘崎が自身も加勢したい意思を伝えますが「ここからの戦いは1級で最低レベルです 足手纏い 邪魔です」とナナミンに言い放たれてしまします。
ここで、負傷した釘崎・新田明はその場で救護を待ち、待機となりました。
虎杖 vs 真人 、 釘崎 vs (分身)真人
23時16分 道玄坂小路
七海から待機命令を受けた釘崎でしたが、「虎杖と伏黒を残していけない」と単独で行動し、分身した真人と遭遇。
ここから、釘崎と分身した真人の戦いが始まります。仲間思いな野薔薇ちゃん…頑張って…!
真人と戦う際「思い出せ あの時摑んだ 呪力の核心を!!」と言うのが先に述べた、虎杖とコンビを組んで戦った壊相・血塗戦のことですね!!!!
釘崎の口ぶりで虎杖と親しいことを理解した真人は「釘崎の死体を晒して、虎杖の魂を折る!」と虎杖の精神を破壊すべく、釘崎を殺すつもりです。
真人の本体と戦っている虎杖は、攻撃を回避しますが改造人間に翻弄されうまく戦えません。
一方、分身だから攻撃が効かないと言っている真人に、戦いの中で効果があるのではないかと考えていた釘崎が放ったのが『共鳴り』。
その結果、『共鳴り』は分身真人を通して本体の魂をとらえ、本体の受けた魂のダメージは再び分身へフィードバック!!!ナイスすぎる…野薔薇ちゃん…!!!!!!!!
釘崎の共鳴りは真人本体に深刻なダメージを与えており、真人は一定時間動くことができません。
虎杖は真人を殴りながら、釘崎の攻撃だと気付き、心の中で釘崎に感謝の言葉を述べます。誰も救えなかった惨めな自分を、「独りじゃない」とそう思わせてくれたから。虎杖はこの場で真人を絶対に殺すべく、真人を殴り続けます。
真人は白目を剥いており、今にも意識が飛びそう…。
釘崎の前から(分身)真人が逃走!?
共鳴りが分身にも通用すると判明したため、次の作戦を考える釘崎ですが、分身真人は釘崎の前から突如逃走します。
分身真人は本体の危機を察知し、本体の元へ向かいます。釘崎は逃げる分身真人を追いかけますが、それが合流だという目的には気付いていません。
釘崎は真人を放っておくことも考えましたが、分身真人が渋谷駅の地下に逃げ込んだため、ついでに五条のいるB5Fに向かえて都合が良いと判断し、虎杖のいる渋谷駅へ。
真人”本体”が釘崎に迫る
虎杖が追いかけた先に、突如もう1人の(分身)真人が現れます。虎杖は合体して体力を回復するのではと考えましたがその予想は外れ、2人の真人はただすれ違い、前へ前へと走っていきます。
虎杖は、真人本体の向かう先に釘崎がいることに気付き、「逃げろ!釘崎!」と叫ぶ虎杖でしたが、釘崎からは真人本体が死角となっており、真人の入れ替わりに気付いていません。
さらに分身との戦いで、真人の掌への警戒を完全に解いてしまっていました。
その瞬間、真人の手が釘崎の顔面に触れて、無為転変をモロにくらってしまいます。
無為転変をくらい走馬灯のような描写に
真人の無為転変を受けた後、釘崎の回想が走馬灯の様に突如流れ始めます。小学校の入学に合わせて村に越してきた同級生ふみの目線です。
野薔薇は、ふみと仲良くなり家に入り浸りスマブラをしまくっていたり、東京から引っ越して来た沙織ちゃんに可愛がってもらっていたこと。仲良くなった沙織ちゃんが村八分にされ一家が村を出て行かないといけない時に、普段の様子からは考えられないほど顔をべちゃべちゃにして泣いていたこと。
これらの回想が流れていたのと同じ時、沙織ちゃんは徹夜で働いてる最中。可愛くて仕方なかった野薔薇のことを思い出しています。「元気かな野薔薇ちゃん 今どこで何してるんだろ」と。どこかで、意志が繋がったのでしょうか。
釘崎は自身が幼少期に過ごした村のことを思い出した後、仲間(五条、虎杖、伏黒、真希、狗巻、パンダ)を思い浮かべます。
そして現実に戻り、虎杖に「皆に伝えて 悪くなかった」!!!
釘崎はそう伝えた後、顔の一部・眼球も飛び意識もなくその場に倒れます。
こうして釘崎の死亡フラグが次々と立っていきました。
その後、釘崎野薔薇は死亡した?生きている?
釘崎の一件で完全に戦意喪失してしまった虎杖のもとに、東堂と新田新が到着します。
新田新の術式(今まで受けた傷は悪化しない、完治はしないが血や痛みもやわらぐ、ただし今ある傷のみ有効)により、虎杖が応急処置を受け野薔薇にも術式で処置をしています。
その際、新田新は釘崎について「呼吸も脈も止まっていましたが時間はそんなに経ってないんで 助かる可能性は0じゃない」と言っています。ここで、新田新が釘崎を連れ、その場から離脱。
釘崎野薔薇は生きていた!第267話にて、ついに復活!!
釘崎野薔薇の生死は『不明』でしたが、最新第267話にて復活!
新田新が家入さんにうまく引き継いでくれたんですね…!!
釘崎が復活した詳細については未だに不明。
ですが、復活・登場後すぐに五条悟が隠していたとされる最後の宿儺の指に「共鳴り」を繰り出します!
虎杖を助けた釘崎、かっこよすぎる登場!そして、宿儺の領域展開の発動を抑止!
ここにきて、最高の活躍…!!
『おっぱっぴー』についても、ハッとした読者も多かったのではないでしょうか!?
かっこよすぎる…!!生きていてくれて本当に良かった…!!
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