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漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」と渋谷事変での宿儺との死闘を徹底解説

呪術廻戦
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漏瑚とは

大地の呪霊

漏瑚は「大地」から発生した特級呪霊。

作中では夏油傑率いる呪霊一派の一員として登場していますが、五条悟と対峙するのは原作で13話とかなり早いタイミングで戦っていることがわかります。

名前の由来は?

公式ファンブックによると、芥見先生は、

「欲」が漏れてるみたいな意味だったかも

という曖昧な回答を残しています。せめて断言してくれ!(笑)

一方でモチーフは何かという質問に関しては「富士山というか火山」と答えています。その後、ちゃんとコンセプトが決まらなかったようでポケモンみたいに火(大地)草(森)水(海)と決めたそうです。

つまり……

火(大地)⇒漏瑚(じょうご)

草(森)⇒花御(はなみ)

水(海)⇒陀艮(だごん)

というような具合ですね。

漏瑚の術式とは?その強さは?

漏瑚の術式

呪術廻戦2巻より引用©芥見下々/集英社

漏瑚の術式は公式ファンブックによると、「大地の怒りが生む灼熱の業火」と表現されています。

自分の掌や地面、壁に設置した火山から高熱の炎やマグマを噴出。

五条悟という相手が悪かっただけで完全にチート能力ですよね……。

他の漫画であれば作中最強クラスと表現されるような能力ですが、五条悟相手だとかませ犬になってしまう。五条悟がいかに強いかということが伺えます。

力技だけじゃない

呪術廻戦2巻より引用©芥見下々/集英社

漏瑚は闇雲に火山をぶっ放す攻撃だけでなく、火礫蟲(かれきちゅう)といったテクニカルな技も持ち合わせています。

音と爆発の二段構えのとなっている火礫蟲は無限を持つ五条悟にこそ効きませんでしたが、高専生を含む1級以下の術士には大きなダメージを与えそうです。

辺り一面に絶大なダメージ『極ノ番「隕」』

呪術廻戦13巻より引用©芥見下々/集英社

渋谷事変で宿儺と相対した漏瑚は宿儺の想像を絶する強さに絶望しつつも攻撃の手を止めません。

五条悟との闘いを経て、術式の押し合いでは勝てないと踏んだ漏瑚は『極ノ番「隕」』を繰り出します。

何が起きるのかわからずページをめくっていると、空から大きな隕石が迫っていることに気づきます。

宿儺はこの技にも焦るどころか遊び交じりの余裕の対応を見せますが、筆者としては漏瑚の術式の使い勝手の良さが目立つ印象です!

冒頭で漏瑚の術式は、「自分の掌や地面、壁に設置した火山から高熱の炎やマグマを噴出。」と述べましたが、まさかどこからともなく隕石を落とすこともできるとは……(笑)

やはり特級呪霊恐るべし!!

呪術廻戦13巻より引用©芥見下々/集英社

この状況でも楽しめる宿儺はやはり底が知れない……

漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」の効果は?

蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)

呪術廻戦アニメ7話より引用©芥見下々/集英社

漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」は並みの術士であれば領域に入った途端に焼き切れるほどの威力を持つ技。

先述の火山弾やマグマでの攻撃が必中になるので、誰が見てもわかりやすく強い領域展開と言えます。

しかし作中では五条悟の領域展開「無量空処」に押し負けたために必中効果を通すことができず、残念ながら五条悟の強さを示すために使われただけとなってしまったのです。

VS両面宿儺

渋谷事変での混戦

渋谷事変で漏瑚が気絶している虎杖に宿儺の指を飲み込ませたことにより、宿儺が目覚めてしまいます。

呪術廻戦13巻より引用©芥見下々/集英社

指のお礼として宿儺に、「一撃でも入れることができたらお前ら(呪霊)の下についてやろう」と言われた漏瑚は即座に引き受けます。

なぜ宿儺が斬撃だけでなく炎が使えるのかという疑問を残しながら、純粋な火力勝負となってしまいます。

呪術廻戦13巻より引用©芥見下々/集英社

「なぜ宿儺が炎も使えるのか」という事に関しては、現在も触れられていません。

宿儺の術式が斬撃だけではないとなると、今後虎杖に刻まれていく術式も斬撃だけではない可能性が出てきましたね。222話では「虎杖」が「日下部」に対して「そろそろ掴めよ 虎杖」と言うシーンが描かれています。

これも何かの術式でしょう。

虎杖のこれからの成長に目が離せません!

敗北と死

宿儺との激突シーンの直後、漏瑚はどうやらあの世に行ったようで花御や陀艮に声をかけています。

次逢うときは違う存在だとしてもまた逢う日を心待ちにしている、という漏瑚のセリフは敵ながらグッと来るものがありました……。

宿儺から、理想に対しての「飢え」が足りなかったことを指摘され、受け止める漏瑚。

最後に「それでも強かった」と認められた漏瑚の目には涙が……

しかしこんな心が揺さぶられるシーンもあえなく……

呪術廻戦14巻より引用©芥見下々/集英社

宿儺にバッサリと突き放されてしまいます。

ここでいう「それ」とは「強いと認めてほしい気持ち」のことでしょうか?

宿儺は自身が最強だと自負しているからこそ、「そんな感情は知らん」と残酷に切り離しているのでしょう。

以上が漏瑚の術式や領域展開、話が飛躍して渋谷事変まで足を突っ込んでしまいましたが、筆者は漏瑚大好きです!!

わかりやすい強さ!強者に挑む姿勢!呪霊の仲間を思う気持ち!などなど

敵キャラクターとはいえ一概に嫌いになれない所が呪術廻戦の魅力でもあります。

ではまた次の記事でお会いしましょう!

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