TVアニメ『呪術廻戦』第2期が始まり、相変わらず人気がすごい『呪術廻戦』。今回のアニメは、連続2クールで、今は『懐玉・玉折』が放送されていますね!筆者も毎週欠かさずチェックしております!
『懐玉・玉折』が終了し、いよいよ『渋谷事変』。
本誌を読んでいる方は、早くアニメで観たかったのではないでしょうか。
そこで、今回は渋谷事変で狗巻棘はどこで何をしていたかを考察していきたいと思います!
注意:この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。
狗巻棘ってどんな人物?
呪術高専東京校の2年生で、準1級呪術師。言葉に呪力を込めて放つ『呪言師』の末裔です。
狗巻の後輩には主人公の虎杖悠仁を始め、伏黒恵や釘崎野薔薇がいますね!
プロフィール
↑高専1年生の狗巻棘。短髪も可愛い。
誕生日 | 10月23日 |
身長 | 170㎝ないくらい(真希より低い) |
等級 | 準1級 |
趣味 | YouTube |
好きな食べ物 | おにぎりではツナマヨ |
嫌いな食べ物 | 魚卵 |
ストレス | 朝礼 |
術式は『呪言(じゅごん)』
狗巻家相伝の言霊を増幅・強制させる高等術式を使用します。例えば、『動くな』と言えば相手の動きを固めることができ、『爆ぜろ』と言えば相手を爆発させることができます。
さらには、携帯電話越しに言霊を送り込むことや、拡声器で有効範囲を広げたりもできます。ただし、無機物には呪言の効果はありません。
この狗巻の術式は非常に強力な術式である分、本人への反動が大きいこのがデメリット。
強い言霊を扱えば狗巻より格下の相手だとしても声が枯れたり、格上の相手なら吐血などをしてしまいます。そして、最悪の場合呪言が自分に返ってくることも…。
また、音に呪力を乗せる術式の性質上、耳から脳に掛けてを呪力で守られてしまうと防がれてしまいます。
実力差や相性によってケースバイケースが多く、扱いの難しい術式が狗巻棘の『呪言』ということですね。
この狗巻の『呪言』は、他者や自分への影響が大きい術式のため、普段から狗巻は安全を第一に考え語彙を絞っています。なので、日常では呪いが入らないおにぎりの具材名だけで会話しているんですね。
おにぎりの具でしか喋らないことと口数が少ないため、初対面では怖がられることも多いですが、狗巻棘は人一倍心優しく思いやりがあり、仲間に気配りができる素敵な少年です。
京都校と野球をしていた際、釘崎が打ったボールを西宮桃がほうきで飛びながらキャッチ…!
虎杖「うわぁあああっ!せっこ!!」 狗巻「おかかああっ!」 と叫んでいるシーンです。可愛すぎ
作者によれば『しゃけ』は肯定、『おかか』は否定、それ以外は作者もよく分かっていないと語っています。言霊を扱う術式は喉への負担が大きいため、術を使った後はのど飴を舐めたり、のどスプレーを使ったりしてしっかりケアすることが大事。
呪言の種類と効果
爆ぜろ | 対象を爆発させる 映画『劇場版 呪術廻戦 0』にて任務中に使用 |
捻れろ | 対象を捻る 映画『劇場版 呪術廻戦 0』にて夏油の放った準1級の呪いに使用 |
潰れろ | 対象を押し潰す 映画『劇場版 呪術廻戦 0』にて夏油の放った準1級の呪いに使用 |
堕ちろ | 重力がのしかかるように対象を地面へと圧迫する 映画『劇場版 呪術廻戦 0』にて夏油に使用 |
動くな | 対象の動きを止める 初登場の東堂に使用 |
眠れ | 対象を眠らせる 姉妹校交流会にてスマートフォンごしの三輪に使用 |
逃げろ | 対象を強制的に逃亡させる 姉妹校交流会編にて伏黒と加茂を助けた |
止まれ | 全て(生物に限らない)の動きを止める 姉妹校交流会編にて呪霊の花御に使用 |
ぶっとべ | 対象を吹き飛ばす 姉妹校交流会編にて呪霊の花御に使用 |
渋谷事変での活躍と行動
先に述べると、渋谷事変において狗巻は、直接的な戦闘に参加していません。
拡声器を使って効率的に一般人を安全な場所へ誘導したり、呪霊の掃討を行ったりするなど、後方支援的な役割が強いようでした。
①直接戦闘はせずとも、後方支援的な役割
■22:10 東京メトロ渋谷駅付近
夏油により獄門疆に封印されてしまった五条悟を助けるために渋谷駅へと向かう虎杖。
しかし、渋谷中には大量の改造人間が!対処に迷い悩んでいた時です…!
「明太子!!」と狗巻棘が登場!!!
…可愛い。
虎杖はこの場所で、狗巻と会います。
虎杖は、狗巻に人々の救出を頼み、渋谷駅へと急ぎます。
その時、狗巻は「しゃけ!しゃけ!」と言っていました。
「ここは任せて!五条先生の元へ急げ!」という事でしょうか。頼れる先輩。
先に述べたように、拡声器を使って効率的に一般人を安全な場所へ誘導したり、呪霊の掃討をしたりというのがここのシーンになります。
②渋谷事変でその後の動きについては詳細不明
渋谷事変のこのシーンで「動くな」と言って、狗巻の動きが分かるのはここまでなんです。
この後は登場せず詳細は不明。
しかし、渋谷事変で腕が切断されたという情報がありました。
渋谷事変で狗巻の腕が切断されてなくなった?!
本誌を読んでいる方は、ハッとしましたよねこのシーン!!
16巻137話で描かれている狗巻は腕が切断された状態でした。
切断されたのは片腕なのか、両腕なのか…。本誌ではこのカットのみ。真相は今は不明です…。
ですが、処置された体の状態を見ると、左肩から右脇に向かって袈裟懸けのように包帯が巻かれていて、左腕の肘から下が無くなっているように見えますよね。
右肩には、この肩の部分に包帯が見えないことから、”切断されたのは左腕のみの可能性”と予想しています。…そう願っています!!!!!!!!!!!
狗巻の腕を切断したのは誰?死亡説は?!
137話にて呪術総監部より虎杖の死刑執行役として任命されたのが乙骨憂太。
乙骨が「五条先生の教え子とか関係ないですよ 彼は渋谷で狗巻くんの腕を落としました」と語っており、「虎杖悠仁は僕が殺します」と会話が続いています。
この”彼”の後に、”虎杖”と続いていることから、宿儺が虎杖を乗っ取って外に出ていたときに、なんらかの攻撃を受けて狗巻の腕がなくなったことが判明。
ちなみにこの乙骨の虎杖殺します宣言は、乙骨が虎杖のことを五条から頼まれていたため、やむを得ず呪術総監部の前で芝居を打ったそうです。演技力がすごい。
虎杖の情報が無くなることや、他に執行人を立てられたりするよりは、自分が執行人として認めてもらう。その代わりに虎杖を殺すという縛りを結ぶ方が良いと判断し、一度虎杖を殺します。
そして、虎杖の心臓が止まると同時に反転術式で治癒し、謝罪したという流れです。
宿儺は魔虚羅相手に領域展開『伏魔御厨子』を効果範囲半径140mの地上に展開したことで、その効果範囲内ギリギリに狗巻棘が巻き込まれたか、宿儺をなんとか止めようとしたのか、推察することができます。
なぜ、左腕が欠損したのか、どのような状況だったのかは描写がないため不明ですが、魔虚羅のシーンにも出てこなかったため効果範囲内ギリギリに巻き込まれた説が濃厚なようです。
また、乙骨の発言で「腕を落とされた」と発言されていることから、狗巻は生存している可能性が高いでしょう。もし、生死に関わることなら違う言い方をしているはずだと考えられます。
渋谷事変では、拡声器を持って登場してからずっと登場がない狗巻ですが、きっと反転術式による傷の治療が出来る数少ない人物・家入硝子によって、狗巻はまだ療養中、回復途中という説を推せてください!!
狗巻棘。大好きなんです。いなくなるなんて無理…考えられない…考えたくない…
狗巻の正確な生死の情報は今はまだ詳細不明ですが、これから先の重要なシーンで『明太子!!』と登場し、まだまだ活躍してくれることを楽しみに待っていましょう!
【220話にて生存確認】狗巻棘は生きていた!
棘推しの皆さん、待っていたのではないでしょうか…!220話にて、狗巻棘の生存確認!
棘ちゃん生きてた!生きてて良かった…!!!!!
この描写を見る限り、やはり左腕は欠損しています。(治療はうまくいったものの、左腕はなくなってしまい、元には戻らなかった様です。)
220〜222話では、右腕の無事が確認
渋谷事変で137話で描かれている狗巻は左腕が切断された状態で、右腕について確認出来ない状態でした。
切断されたのは片腕なのか、両腕なのか…と心配された方もきっと多いですよね!
しかし、右腕は無事!!!!
221話では、右手でメガホンを持ち、術式も発動できています。
262‐2話では、乙骨憂太(五条悟)をサポート
262-2話にて、再登場した狗巻棘。ここの活躍は痺れました…!!
乙骨憂太(五条悟)が『虚式・茈』を打つための重要なサポートとして、機械にレコーディングされた呪言を発動します。
呪言『動くな』により、身動きできなくなった宿儺に『茈』が直撃。
機械にレコーディングされた呪言ですが、狗巻への反動は計り知れません。喉がほぼほぼ潰れるレベルではないでしょうか。
ですが、この狗巻のナイスサポートにより宿儺にとって大打撃となったのは確実。
宿儺でさえも、『呪言』は脅威となり、繊細で最強の術式ですね。棘ちゃん最高です。
【最終話・扉絵】狗巻棘の腕が復活している?!
お気付きの方も多かったのではないでしょうか?
なんと…最終話の扉絵では、棘ちゃんの両腕が復活している!
ただ気になったことは、パンダは小さいまま、東堂の片腕は無いまま、伏黒の顔には傷がある、釘崎の片目は負傷のまま。
しかし、夏油と乙骨の額には羂索による跡がなく、狗巻棘の腕は両腕は元に戻っています。
…状況が統一されていなくて、難しい!!!皆さんは、どう考察しますか?
筆者は、何か芥見先生からのメッセージがあるのでは?と考え込んでいます…。
おまけ
五条悟を送り出す際、右腕があるのに蹴って送り出す狗巻棘
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